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オリジナルポップコーン.com店長:和田しほこのポップコーンOEMブログ
2017/09/01ブログ

【制作事例】高知の素材で味わうポップコーン~オリジナルポップコーン

 

この度、高知老舗旅館『城西館』様よりご依頼されていた”土佐の素材で味わうポップコーン”が完成し、販売開始となりました。

 

依頼された味は二種類。

 

一つ目は、高知県黒潮町にある

ソルティーブさんの天日塩『土佐の塩丸』を使う。

 

ソルティーブさんの”土佐の塩丸”は、

満潮時の海から汲み上げた海水を、天日や風などの自然の力で結晶させます。 火を使っての焚き上げは一切おこないません。

ですので、塩になるまでには夏場で約一カ月、冬場に至っては二カ月以上も時間がかかる
まさに、高知の自然が作った大変貴重なお塩です。

(黒潮町の海。本当に綺麗で広大な太平洋です)


FBを見てみると、製作者さんがこのように言ってました。


人間が生きていく上で不可欠なものだからこそ、私達は自然と対話をしながら、じっくりゆっくり作り、一粒一粒に海のミネラルを余すことなく込めお客様にお届けしたいと考えています。

 

ここのお塩は、しょっぱさの中に旨み、苦みが混じったような、なんと表現したらいいのか、文章力のない私は薄っぺらい表現しかできないのが悔しいけれど、鰹の塩タタキに使うと一番分かりやすいのじゃないでしょうか。

 

 

 

奥行きが深く、どこか懐かしい、自然の味。

製造工程を見ると、とても手間暇がかかったお塩だという事が分かります。

こんな貴重なお塩を、どのような形にするのがいいか、城西館さんと何度も打ち合わせをし、試作を作り、 完成したのが、この塩キャラメル味なのです。

弊社が独自にブレンドしたキャラメルシュガーに隠し味として、太陽と自然に愛されたこのお塩を入れることにより、グワッと甘みが口に広がり、塩のショッパサがキャラメルの甘さをより引き立て本当に美味しく仕上がりました。

 

 

 

何でも指紋が無くなるほど製造に夢中になるとか。
まっこと男前で頭が下がります。

日々の事、お塩の事、色んなことがフェイスブックでも紹介されています。
是非見てみてください^^(ソルティーブさんの画像はFBから画像を拝借しております)

 

続いて、二つ目の味は、

高知が誇る沢渡茶を使用するというミッション。

 

 

沢渡茶の沢渡(さわたり)は、高知県仁淀川町の清流仁淀川の刻む谷にある地区名です。

仁淀川町は愛媛県との県境にあって、寒暖の差が激しい、冬は特に寒いというイメージがあります。


そして今回、お茶の事を調べてみたら、水はけ、 日当たり、 風通しの良い場所が茶の栽培に適しているそうで、沢渡地区はこれらが全て当てはまり、朝霧が掛かるといった条件まで備えていて、昔からお茶の栽培が盛んな地域なのです。


この急斜面一帯、全て茶畑。仁淀グリーン

空気も澄んで、水質日本一の仁淀川ほとりで作られるお茶は、すっきりとした味わいの中にしっかりと緑茶の風味があり、初めて沢渡茶を飲んだ時の衝撃と言ったら今まで飲んでいたお茶は一体何だったんだろうと思う程。

 



沢渡茶がこれでもかと口の中でアピールするのです。
後味すっきりのはずなのに...笑
作り手の愛が感じられるお茶。それが沢渡茶なのです。

【ビバ沢渡のメンバー】
中央にいらっしゃるのが沢渡茶の代表の岸本さん。岸本さんとお母様が『茶農家社員』、
そして、おばあ様や弟さんなど、ご家族の協力もあって、沢渡茶が作られています。

 

今回、城西館さまから依頼を受け、こんなに試作をしたのは初めてというくらい、お茶味のポップコーンを作りました。

沢渡茶をパウダーにすると、お茶本来の味がより強く感じ、苦みも増すのだけれど、この苦みがまた本物である証拠で、この味を活かしたポップコーンはやはり高知のソウルフード、『マックのシュガーコーン』しかないでしょう!と。^^

 

シュガーコーンは、高知で50年以上も愛されているお菓子なのに、キャラメルのように自己主張が強いわけでも、パンチもない、なんか目立たず、華やかさも感じられない、でも、優しい甘さの懐かしさを感じるお菓子なんですね。

(我が商品なのに散々な言いよう...^^;)

 


でもね、
この控えめなシュガーコーンだからこそ沢渡茶の、お茶本来の味を存分に引き出せたのです。

そして、沢渡茶パウダーの苦みがこれまたシュガーコーンに合うのです。



隠し味に、四国で作られている最上級の和三盆糖を使用し、本当に上品な味に仕上がりました。

ポップコーンなのに、お茶に合う、まるで和菓子のような緑茶シュガーコーンです。

(沢渡茶に関する画像はHPより拝借いたしました)

 

ソルティーブさんも、沢渡茶さんも、どちらも高知の自然に真剣に向き合い、生産されています。

 

そして城西館さんも、自分たちらしい、城西館らしいものを自分だったらこんなのが欲しいという商品をお客様に提供したいという思いで、今回の企画が生まれました。


販売に向けても、生産者様に一番に食べて頂いて、美味しい!と納得してもらえなければ販売はしません!

と、ここまで徹底しているのかと、城西館さんの取り組みに脱帽したことでした。


皆の想いがギュッとつまったポップコーンです。
是非手に取って、緑茶やコーヒーと一緒に食べて頂けたらと思います。

ちょっとした手土産にもいいですね^^

 

現在、城西館さんの売店で販売されています。

どうぞ宜しくお願いします。

 

ポップコーンのOEM製造 担当:和田
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